令和5年度 理科に関する生徒実習

1 趣旨
 学校では実施しにくい観察・実験を経験することにより、学科・コースの特性に応じた学習内容の理解を深める。

2 主催
 富山県教育委員会(富山県総合教育センター科学情報部)

3 会場
 富山県総合教育センター 

4 実施日
 7月中又は12月中の1日を原則とする。
 それ以外の期間及び日数での実施については、協議して決定する。

5 実施対象学科
 探究科学科、普通科(自然科学コース)、看護科

6 実習内容(詳細については後日決定する。)
【物理実習】 光の回折と干渉を利用した光ディスクのトラックピッチの測定、
       可視光線の波長の測定、空き缶分光器の製作
【化学実習】 燃料用アルコールの分留と定量、食品中のビタミンCの定量、
       水に溶解している各種イオンの定量、医薬品の合成と定性分析
【生物実習】 カエルの反射行動の観察と解剖、血球・筋肉の観察
【地学実習】 微化石の採集と標本作り、アンモナイトの研磨と内部構造の観察

7 生徒実習予定日

学校名 学科・学年・コース 人数 実施日
入善高等学校 普通科・2年・自然科学コース 38名 7月18日(火)
中央農業高等学校 生物生産科・2年・動物科学コース 11名 7月25日(火)
富山いずみ高等学校 看護科・2年 40名 7月6日(木)
7月7日(金)
富山東高等学校 普通科・1年・自然科学コース 40名 7月4日(火)
高岡高等学校 理数科学科・2年 58名 7月19日(水)
7月21日(金)
氷見高等学校 普通科・2年・文理探究(理系)コース 21名 7月14日(金)
南砺福野高等学校 普通科・2年・探究(理系)コース 18名 7月24日(月)

 

昨年度の様子

物理実習 化学実習 生物実習 地学実習

 

8 実習形態と受講方法
・密閉、密集、密接を避ける形での実施を原則とし、1講座の定員を10人程度とする。
・午前と午後に物・化・生・地から1講座ずつを選択して受講する。
・各講座の受講人数は、原則として均等とする。

9 実習の様子と生徒の感想(昨年度)
・学校ではできないような体験ができて楽しかったです。
・時間を忘れるほど集中して取り組め、自分の学びにつなげることができました。
・日常生活のあらゆる場面に疑問を持つことが大切なんだと思いました。
・研究の楽しさに触れられたように感じました。
・教科書を読むだけでなく、自分で実際に体験することが大切だと学びました。
・物理は難しいと感じていましたが、実験を通して面白さを実感しました。
・学校にはない高性能な設備を使った実験ができたことが印象に残りました。
・カエルの解剖などは学校ではなかなかできないのでよい経験になりました。
・地学は本物の化石に触れることができ、大変に興味深かったです。