令和5年度 教育相談訪問研修
1 趣 旨
・学校等の要望に応じて、教育相談や生徒指導に関する研修を実施し、指導力の向上に資する。
・市町教育センター等の要望に応じて、教育相談や生徒指導、特別支援教育等に関する研修を実施し、 指導力の向上に資する。
2 対 象
幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校の教職員
・市町教育センター、小・中・高教研等の各種教育団体も対象とする。
3 申込要領
・申込みは随時受け付ける。
・事前に電話で日時、内容を相談の上、申込書(様式4)で教育相談部へ直接申し込む。
・申込書は、メールに添付又は郵送、FAXで送付する。
・受講履歴として残す場合は、研修受講システムで実際に参加した者を学校で登録する。
4 研修内容(学校等のニーズに応じて研修内容、研修時間を設定)
○教育相談や生徒指導に関する研修
・児童生徒理解とその対応
・児童生徒が抱える問題から学ぶ事例検討
・チームによる支援を促進するエピソードプロセスを用いたケース会議
・教育相談部で相談を受けている児童生徒についてのケース会議
○児童生徒の人間関係にはたらく育成プログラムを用いた研修
一人一人の持ち味を生かした学級集団づくりや、自分らしさに気付き、自分の思いや考えを伝えられるコミュニケーション等、学校等の課題に応じて、育成プログラムを用いながら、要望にそって共に考え研修をつくります。申込み毎にプログラムを作成し、学校での実践を支援します。
<育成プログラムについて>
・社会的行動を含む集団でのゲームを楽しみながら、他者とのかかわりの中で自分らしさに気付き、教師や児童生徒相互の人間関係を促進します。
・人とかかわるためのはたらきかけややりとりの方法を、ソーシャルスキルを手がかりに体験します。
・自分も人も尊重するアサーティブな自己表現についての考え方や表現方法を、体験を通して学びます。
・自分を苦しめているストレスに気付き、ストレスとうまく付き合う方法について考えます。
・「いま、ここ」の自分の感情に気付くマインドフルネスなワークの体験によって、あるがままの自分らしさを見つけます。
○教師のためのメンタルヘルスに関する研修
・自分も相手も尊重しよう~アサーティブな考え方と自己表現~
・みんなで知恵を出し合おう~インシデント・プロセス法を通して~
・やわらかく考えよう~考え方の「くせ」を見つけて心を楽に~
・自分の気持ちを話そう~グループ活動でふれあいと自己発見~
・あたたかくやりとりしよう~ソーシャルスキルを意識して~
・あるがままの自分を感じよう~セルフ・エモーション・アプローチ体験~
○特別支援教育に関する内容
・障害の理解や対応に関する講座
・実態把握や指導目標設定の演習
・事例検討
※ 市町教育センター、小・中・高教研等の各種教育団体が開催する教職員対象研修会が対象